今回は、DJI Micシリーズ カメラアダプターを実際に購入して使ってみました。
こちらの製品は、DJI Mic MiniをソニーのMIホットシュー対応カメラで使用するためのモノです。動画撮影時に、配線を減らしたい人に向いています。
なお検証では、ソニーの ZV-E10 IIに装着して使い勝手や音質をチェックしています。

製品概要と対応機種
まず、特徴を簡単にまとめます。
「DJI Micシリーズ カメラアダプター」は、ソニー製カメラのMIホットシュー(マルチインターフェースシュー)に直接装着できる点が特徴です。これにより、ケーブルを使わずに音声をカメラへ伝送できます。

互換性については、発売当初はDJI Mic Mini専用として販売されていましたが、現在は DJI Mic 3 にも対応しています。
一方で、DJI Mic 2などの他シリーズは非対応なので、購入時にはご注意ください。
ソニー製のカメラで、マルチインターフェースシュー対応モデル(ZV-E10 IIなど)であれば使用可能です。
本体の重量は約12gと非常に軽量で、装着しても全く気になりません。
外観とサイズ感
実際に開封してみると、箱自体もかなりコンパクト。
本体も手のひらに収まるサイズ感で、持ち運びのしやすさは抜群です。ZV-E10 IIに装着しても出っ張りがほとんどなく、見た目のバランスも良い印象でした。

使い勝手のチェック
取り付けは非常にシンプルで、ホットシューに差し込むだけで接続が完了します。差し込み時は、カチッという音はなく、サクッと刺さる感じです。

安定性が高く、カメラを揺らしてもガタつきや抜け落ちる不安はありませんでした。
また、カメラから給電される仕組みのため、受信機のバッテリー残量を気にしなくて良いというのが大きなメリットです。


実際の撮影では、録音が途切れたりノイズが混ざるような不具合は見られませんでした。非常に快適に運用できます。
音質
音質面では、カメラ内蔵マイクと比較して明らかに綺麗に収録できました。
ノイズが少なく、声がしっかり出る印象です。
屋内で撮ると音声が若干こもって聞こえるので、EQ処理が必要かもしれません。私のような素人には、こういった作業が難しいんですよね…。
理想は音量調整だけでパパッと終わるとありがたいのですが、そのようなマイクはないのかな…。たぶん、無いですね。
記事下部の「レビュー動画」で実際の録音音声を確認できます。
よければ参考にしてください。
まとめ
DJI Micシリーズ カメラアダプターを使えば、ソニーのマルチインターフェースシュー対応カメラでDJI Mic Miniをワイヤレス接続できます。
当初はDJI Mic Mini専用でしたが、現在はDJI Mic 3にも対応し、より幅広いユーザーにとって便利なアクセサリーとなりました。
すっきりした機材構成で撮影したい方におすすめです。
- ソニーのマルチインターフェースシューに対応している「DJI Micシリーズ用アダプター」
- 互換性:DJI Mic Mini / DJI mic 3
- 軽量・安定・ケーブルレスで使いやすい
- ノイズが少なく、音質が良い
今回紹介した商品
